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本当に飼いやすい猫の種類ランキングTOP10!初心者にもおすすめの猫種とは?

初めて猫をお迎えしたいと考えたとき、これまでに猫を飼った経験がなければ、できるだけ飼いやすい種類を選びたいと考える方も多いのではないでしょうか。

「猫=気まぐれ」といったイメージの強い動物ですが、種類によって性格が大きく異なり、人間への懐き方やしつけのしやすさが変わります。

今回はポピュラーな種類の中から、ひときわ飼いやすいと評判の猫についてランキング形式でご紹介します。

一人暮らしや高齢者・初心者が猫を飼うときにおすすめの種類についても確認し、自分の生活をイメージしながら見ていきましょう。

飼いやすい猫の条件とは?

いくら飼いやすい種類と紹介されていても、実際には個体差があり、気まぐれな猫もいれば頑固な猫もいることを覚えておきましょう。

その中からより飼いやすい猫を探すために、まずは基本となる5つの条件についてご紹介します。

性格

猫の飼いやすさを判断する第一のポイントとして、その子がどんな性格をしているかといった点が挙げられます。

広々とした家で飼う場合は好奇心旺盛で遊び好きな子が向いていたり、集合住宅で飼う場合は静かで大人しい子が向いていたりと、環境に合った性格の猫を選ぶと良いでしょう。

もちろん性格には個体差がありますが、猫の種類によってもある程度性格が決まってくるため、選ぶ際のポイントとして注意してみるのがおすすめです。

また、気性の荒い子や警戒心の強い子などは、飼い始めてから慣れるまでに時間がかかる場合があります。

人間が少し動くだけでも驚いてしまったり、爪や牙が出たりする可能性があるため、小さな子のいる家庭では危険を感じることもあるでしょう。

甘え上手な子や人懐っこい子を選ぶことで、小さな子や他のペットなどとも一緒に暮らしやすくなります。

多くの飼い主が「性格の良い子」を選びがちですが、厳密にいえば猫に性格の良し悪しが存在するわけではありません。

警戒心の強い子が時間をかけて打ち解けてくれたときの達成感や安心感は、人懐っこい子との暮らしでは感じられないでしょう。

まずは人間側が猫と正しい距離感で接し、猫にとって安心できる空間を作ってあげることが大切です。

手入れのしやすさ

猫は全身に毛が生えていることから、こまめにお手入れをしてあげる必要があります。

ペットとして飼われる動物の中でもひときわ抜け毛の量が多いため、お部屋の掃除も念入りにしなければなりません。

毛の長い種類の猫はもちろん、短い種類であっても、定期的にブラッシングをしてあげましょう。

長毛種の猫は特に、毛のお手入れをしないまま時間が経ってしまうことによって、毛が絡んだり舐めとった毛がのどに詰まったりしやすいといったリスクがあります。

何らかの原因で身体が汚れてしまった場合、シャンプーをした後のブローも時間がかかるでしょう。

猫はお風呂が苦手なことが多いため、猫のシャンプー経験のある方や、複数人でシャンプーができる環境があれば安心です。

遺伝病への耐性

猫も人間と同じように病気にかかることがあり、かかりつけの動物病院を探しておく必要があります。

怪我や皮膚疾患・内臓疾患など様々な病気がありますが、その中でも猫の種類によってかかりやすい病気があるため、事前に確認しておく必要があります。

例えば、折れ耳が特徴の種類「スコティッシュフォールド」の場合、骨や軟骨の形成に異常が生じる「骨軟骨異形成症」にかかりやすいといわれています。

「メインクーン」や「ラグドール」は、心臓の壁が厚くなり血液を送りにくくなる「肥大型心筋症」のリスクが高い種類です。

もちろん必ずこの病気になるとは限りませんが、事前にリスクが高いことを知っておくだけで、不調が現れたらすぐに病院へ向かうことができます。

一般的にこのような遺伝病が起こりにくいのが「ミックス」といわれています。

とはいえミックスだからといって病気にかからないわけではないため、風邪などの軽度な病気であってもしっかり注意してあげましょう。

自立心が高い

飼い主が日中仕事に出ていたり、常に猫と共に過ごしてあげられなかったりする場合は、自立心の高い猫を選ぶと良いでしょう。

猫自身も一人の時間を満喫すべく、飼い主と程良い距離感で過ごすことができます。

穏やかで優美な印象であることが多く、常に落ち着いて寄り添ってくれるため、忙しい方でも飼いやすいのが特徴です。

家で過ごす時間が長い方など、猫と長時間しっかりと遊びたい場合は、自立心の高い猫にとって煩わしく感じる場合があります。

こういった場合は人懐っこく遊び好きの種類を選ぶなど、飼い主の生活に合った猫をお迎えしましょう。

環境変化への適応が高い

猫も人間と同じで、急に環境が変わると体調を崩しやすいのが特徴です。

これまで住んでいた環境からガラリと変わるため、できるだけ環境変化に適応しやすい種類の猫を選ぶと良いでしょう。

飼い主が忙しく家を空ける時間が長い場合なども同様に、初めての場所でも落ち着いて過ごせる猫を選ぶのがおすすめです。

関連記事:猫をお風呂に入れる頻度は?入れる方法や注意点を解説

本当に飼いやすい猫の種類ランキングTOP10

続いては、飼いやすいとされる猫の種類をピックアップしてご紹介します。

実際に飼い始める場合は、猫の種類を参考にするとともに、それぞれの性格も考慮してあげることが大切です。

暮らしていく中で猫一匹一匹に寄り添い、それぞれに適した生活を提供できるようになるはずです。

【1位】スコティッシュフォールド

スコティッシュフォールドは、垂れた耳と穏やかな性格が特徴の種類です。

人間を怖がらず懐くのに時間がかからないため、猫を飼うのが初めての方でも挑戦しやすいでしょう。

遊び好きの子も多いため、おもちゃを通して飼い主と猫がコミュニケーションを取りやすく、心を通わせやすいのも特徴といえます。

また、スコティッシュフォールドはそれほど大きな声で鳴かない子が多いため、集合住宅でも飼いやすい種類といえます。

小さな子がいたり、既に他のペットがいたりする場合でも、それほど時間をかけずに仲良くなれるでしょう。

【2位】アメリカンショートヘア

お迎えしてすぐに環境に慣れ、伸び伸びと過ごせる子が多いといわれるアメリカンショートヘア。

短毛種のため抜け毛が少なく、お手入れの手間が省けるのもポイントです。

性格は堂々としていて明るく、人間とも積極的にコミュニケーションをとってくれます。

ストレスに強いアメリカンショートヘアは、遺伝性の病気であるケースも少なく、家を空ける時間が長い方にもおすすめです。

ペットカメラなどを設置すれば、朝から晩まで家を空けていても安心して過ごしてもらえるでしょう。

身体能力が高く、高い場所から落ちても怪我をしにくいといったメリットもあります。

【3位】ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘアはその堂々としたたたずまいが人気の種類であり、猫らしく自立した性格の子が多いといわれています。

一人で過ごす時間が長い子も多く、昼間飼い主がいない場合も伸び伸びと過ごしてくれるでしょう。

付かず離れずの関係性の中で、時間が経つにつれて信頼関係が構築されていき、他の種類とは異なる唯一無二の家族関係となれるはずです。

ブリティッシュショートヘアが飼いやすいといわれるのは、鳴くことがほとんどなく、鳴いても大きな声を出しにくいためです。

集合住宅で周りへの騒音が気になる方なども、猫の鳴き声でトラブルが起こる心配が少なく済むでしょう。

【4位】ラグドール

ふわふわとした毛並みが特徴のラグドールは、こまめなブラッシングが必要でありお手入れに手間がかかりやすい一方、非常に大人しく従順な性格をしています。

ブラッシングを嫌がらない子も多いため、こまめにお手入れしたいときもサッと済ませられるでしょう。

良いこと・いけないことの違いを理解し、しつけの指示が通りやすい種類でもあるため、お留守番の際も良い子に待っていられるのが特徴です。

ラグドールは他の猫に比べて人懐っこい性格をしているため、猫に不慣れな方でも飼いやすいといったメリットがあります。

抱っこの仕方や触れ合い方が分からなくても、広い心で受け入れてくれるでしょう。

【5位】ノルウェージャンフォレストキャット

長毛種の中でも比較的がっちりとした体格をしており、そのふわふわとした毛並みを見るとつい撫でたくなってしまうのがノルウェージャンフォレストキャット。

大きい身体をしっかりと動かしたい子が多く、おもちゃへの食いつきも抜群です。

家の中を広く使って遊べるよう、キャットタワーなど様々なタイプのおもちゃを用意してあげるのがおすすめです。

ノルウェージャンフォレストキャットとの生活は、空き時間には一緒に遊ぶのが当たり前になるほど、猫中心のものとなります。

小さな子どもとも仲良く遊べる子が多いため、育児中の家庭にお迎えする場合にもおすすめです。

【6位】エキゾチックショートヘア

くりくりとした瞳とくしゃっとした口元が可愛らしいエキゾチックショートヘア。

数々の猫の中でもひときわ落ち着いており、ゆったりとした生活を好みます。

飼い主が家にいないときは一人の時間を満喫し、家にいるときはしっかりと構ってもらいにやってくるなど、生活にメリハリをつけられる子も多いでしょう。

多少のことでは動じない性格の猫であるため、急な来客があっても驚いて外に飛び出したり、子どもが走ると部屋の隅へ隠れてしまったりする心配が少ないのも魅力です。

【7位】メインクーン

長毛種の代表格ともいえるメインクーンは、猫らしく気高い一面を持ち合わせていると同時に、非常に賢い種類でもあります。

餌やトイレの場所をすぐに覚えられたり、猫であってもお手などの簡単な芸を習得したりする場合があり、しつけのしがいがある種類ともいえるでしょう。

留守中も危険をしっかりと回避してくれるため、安心して家を空けられます。

元々メインクーンは北アメリカの猫であり、現地ではネズミ捕りのために飼われていました。

その頃の名残が今も残っており、指示を忠実に守ってくれる点が魅力です。

【8位】ロシアンブルー

猫でありながらその性格は犬にも似ており、飼い主に対しての従順さではナンバーワンの種類ともいわれています。

そのためしつけのしやすさもトップレベルであり、餌やトイレといった基本的なことだけでなく、様々な芸を覚えさせたい方にもおすすめです。

短毛種であり抜け毛が目立ちにくいため、忙しくお手入れや掃除の時間がなかなか取れない方でも飼いやすいでしょう。

また、ロシアンブルーはその従順さから飼い主の気持ちを汲むのが得意なのも魅力です。

嬉しい時には共に喜び、悲しんでいればそっと隣に来てくれるような優しさを持っているため、相棒のような仲の良い家族を目指せます。

【9位】バーミーズ

小柄で愛嬌のあるバーミーズは、猫らしいツンデレな面はなく、愛嬌のある優しい性格をした子が多い種類です。

お迎えして時間が経っていなくても、飼い主に対して心を開き、伸び伸びと過ごしてくれるでしょう。

子どもや他のペットに対しても攻撃的になることがないため、赤ちゃんのいる家庭にもおすすめです。まるで親のように、愛情をもって赤ちゃんに接してくれるでしょう。

バーミーズは全く鳴かないわけではありませんが、鳴いたとしても非常に小さく可愛らしい声であり、騒音被害を心配している方も安心して飼える種類です。

【10位】マンチカン

脚の短い子が多いマンチカンは、誰よりも遊び好きで好奇心旺盛な一面を持っており、飼い主がおもちゃで遊んでくれるのを今か今かと待ちわびています。

飼い主の足音が聞こえれば玄関まで迎えに行くなど、それほど時間をかけずに懐いてくれるでしょう。

足元にすり寄ってくる様子を見れば、どんなに疲れていても遊びたくなってしまうこと間違いありません。

マンチカンもまた、赤ちゃんなど「守るべきもの」をしっかりと理解し、攻撃的になることが少ない種類です。

自分に子猫が生まれたときや新たな猫をお迎えしたときはもちろん、人間の赤ちゃんに対しても愛情をもって接してくれるはずです。

関連記事:猫を飼う準備について初心者向けに徹底解説

一人暮らしでも飼いやすい猫は?

一人暮らしで猫を飼う場合、家に誰もいない時間が長くなることを考え、猫だけでもしっかりと過ごせる自立心の高い種類を選ぶことが大切です。

気性の穏やかな猫であれば、飼い主のいない間に騒いだり大声を出したりすることが少ないため、騒音トラブルになりやすいのがポイントです。

特に集合住宅に住んでいる場合、鳴き声の大きさも考慮して選ぶと良いでしょう。

具体的に一人暮らしの方におすすめの猫は以下のような種類です。

  • ブリティッシュショートヘア
  • ラグドール
  • アメリカンショートヘア

高齢者でも飼いやすい猫は?

高齢者が猫を飼う場合、若い世代に比べて猫と活発に遊ぶ時間が短くなることが予想されます。

かといって完全に動かなくなってしまうと、猫はもちろん飼い主も運動不足に陥ってしまいます。

適度に活発な種類の猫を飼うことで、飼い主と共に遊ぶ時間もしっかりと確保した上で、通常の時間はゆったりと過ごせるでしょう。

具体的に高齢者の方におすすめの猫は以下のような種類です。

  • ブリティッシュショートヘア
  • エキゾチックショートヘア
  • ペルシャ

初心者でも飼いやすい猫は?

猫を飼うのが初めての方や、そもそも猫に触れ合ったことがないという方は、人慣れしやすく時間をかけずに打ち解けられる種類を選ぶのがおすすめです。

餌やトイレの場所といった基本的なしつけがしやすければ、これまでの日常と変わらない毎日を送れるでしょう。

人慣れしやすい子の多くは遊びや触れ合いを好むため、おもちゃを使って遊んであげているうちに、さらに打ち解けられるはずです。

具体的に、初心者の方におすすめの猫は以下のような種類です。

  • マンチカン
  • エキゾチックショートヘア
  • ロシアンブルー

雑種の猫は飼いやすい?

先ほども少し触れたように、種別がハッキリとした猫よりも、雑種(ミックス)の方が飼いやすいのではないかといったイメージのある方も少なくありません。

もちろんミックスの子はお迎えする際に料金がかかりにくい(保護猫を引き取るなど)ため、そういった意味では「飼いやすい」といえるでしょう。

なるべく予算を抑えて猫を迎えたい場合や、保護猫など行き場のない猫を積極的に迎えたい方にもおすすめです。

注意しておきたいのは、雑種だからといって病気に強く、何の心配もなく飼えるわけではありません。

あくまでも何種類もの血が混ざることで「遺伝性の疾患の可能性が下がる」といった点がメリットであり、その他の病気は通常通り気を配ってあげましょう。

もちろんその猫が何と何のミックスなのかによっても、なりやすい病気が変わってきます。

私たちに馴染みの深い「三毛猫」などの日本猫も、大まかにいえば雑種です。

中には長毛種の子もいますが、基本的には短毛でお手入れがしやすいのも飼いやすいといわれる一つの理由です。

猫との快適な暮らしには住環境の整備が重要

新たに猫を迎える際は、本来野生として身体を動かしてきた猫が運動不足にならないよう、様々な工夫をしなければなりません。

コンパクトな家で飼う場合は特に、高いところにキャットウォークを設置したり、猫が飛び跳ねても危なくないように家具を固定したりすると良いでしょう。

猫にとっては平面の移動よりも上下運動が良いとされており、高いところに飛び乗る・床へ飛び降りるといった行動でストレスを発散しているのも特徴です。

こういった住環境の整備は、飼い主が一人で行うのがなかなか難しいといったデメリットが挙げられます。

そんなときは、株式会社テイストの「ペットリノベーション」を利用してみてはいかがでしょうか。

お客様一人ひとりの住まいや猫の性格・過ごし方などを考慮し、唯一無二のリノベーションを実現します。

また、猫を飼う上でもう一つ気をつけなければならないのが「爪とぎ」です。

購入した爪とぎアイテムを使ってくれる場合は良いですが、壁や床で爪をといでしまうと、原状回復が難しいレベルの傷がつく場合があります。

こんなときペットリノベーションならば、猫の爪が引っかからないような素材の壁へと変更し、機能性と見た目の両立を実現します。

ペットリノベーションは猫のために行うと思われがちですが、本来は飼い主も同じように快適な空間で生活をするためのものです。

双方が気持ち良く過ごせるためにはどうすべきなのか、念入りに相談をする中でオーダーメイドのペットリノベーションを行っていきましょう。

関連記事:猫部屋を作るためのポイント|必要な家具やインテリアとは

まとめ

猫の種類は様々なものがありますが、その中でもひときわ飼いやすいといわれる種類があり、一人暮らしの方や高齢者の方におすすめです。

飼いやすく自分の希望に合った猫を探すと同時に、ペットリノベーションを取り入れ、双方がストレスなく過ごせる空間づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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