
「初めて猫をお迎えすることになったけれど、何に気をつければいいの?」
「猫がストレスなく過ごせる部屋ってどんな部屋?」
猫との生活は癒やしと幸せに満ちたものですが、彼らは言葉で気持ちを伝えることができません。
初めて猫を飼うなら、まずは猫の習性を理解し、安全で快適な環境を整えてあげることが大切です。
本記事では、猫の育て方の基本や命を守るためにやってはいけないこと、そしてプロがおすすめする環境づくりについて解説します。
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Contents
猫の育て方で大切な7つのこと
猫をのびのびと育ててあげるために、飼い主が意識すべきポイントをご紹介します。
猫が安心できる居場所をつくる
猫は「高い場所」や「狭い場所」を好みます。
キャットタワーや家具の上など、外敵から身を守りつつ周囲が見渡せるような高い場所を用意してあげましょう。
一人で静かに隠れて落ち着ける、猫用こたつやハウスなどもおすすめです。
猫の体調や年齢に合ったフードを選ぶ
猫の栄養ニーズは年齢によって異なります。子猫用・成猫用・シニア用など、ステージに合ったフードを選びましょう。
なお、病気のときにあげる「療法食」は、必ず獣医師のアドバイスに合ったものを選ぶようにしてあげてください。
猫のトイレは常にキレイにしておく
猫はとっても綺麗好きな生き物です。排泄物は放置せず、最低でも1日1~2回は取り除きましょう。
定期的にトイレ砂をすべて交換してあげたり、トイレの洗浄を行ったりすることで、トイレの失敗も防ぐことができます。
常に愛情をもってコミュニケーションをとる
可愛くてついかまいたくなってしまうことも多いですが、コミュニケーションは猫のペースを尊重してあげることが大切です。
無理に触れたり追いかけたりすることなく、猫が甘えてきたタイミングで応えてあげましょう。
鳴き声や耳・しっぽの動きなど、「ボディランゲージ」を知ってあげることで猫との信頼も深まりやすくなります。
毎日遊ぶ時間をつくる
室内飼いの猫にとって遊びは狩りの代わりであり、運動不足やストレス解消のために欠かせません。
1日10~15分程度から、毎日のルーティンとして遊ぶ時間を確保しましょう。
普段から猫の様子をよく観察する
猫は本能的に弱みを隠す性質があるため、体調が悪くても我慢してしまいがちです。
食欲・毛並み・歩き方・トイレの回数など、普段の状態を把握しておくことで異常に気が付きやすくなります。
常に災害など非常時の備えをしておく
愛猫の命を守れるのは飼い主だけです。
非常時のため、水・フード・トイレ・常備薬などの備蓄はもちろん、動物を受け入れられる避難先なども調べておきましょう。
スムーズに避難できるよう、普段からキャリーバッグに慣れる練習をしておくことも大切です。
子猫ならではの育て方の注意点
生後間もない子猫をお迎えする場合には、成猫以上に細やかなケアが必要です。
寝床を温めるなど体温管理に気を配る
離乳前の時期などは特に、自力で体温を調整する力が備わっていません。
低体温症は命に係わるため、湯たんぽやペットヒーター、毛布などを活用して暖かさを保ちましょう。
猫用ミルクから徐々に離乳食へ移行する
生後3~4週頃、乳歯が生え始めたら離乳のタイミングです。
いきなり固形物にするのではなく、猫用ミルクでふやかしたフードやペースト状の離乳食を少しずつ与えます。
焦らずゆっくり環境に慣らしていく
新しい環境は子猫にとって大きなストレスとなります。
最初の1~2週間は無理に抱っこしようとせず、子猫のペースで家の中や人間に慣れるのを見守ってあげましょう。
猫を育てるときにやってはいけないこと
良かれと思ってやったことが、猫にとってのストレスになったり、命を脅かしたりすることもあります。
とくに注意すべきこと
- 脱走防止の徹底: 一度外に出てしまった猫を保護するのは非常に困難です。窓や玄関には必ず脱走防止柵を設置しましょう。
- 高所からの落下対策: 猫は高いところが得意ですが、足を踏み外して重大な怪我をするリスクもあります。そのため、ベランダや吹き抜けなどの落下対策は必須です。
その他のやってはいけないこと
- 大きな音を立てること:
猫は聴覚が鋭く、大きな音が苦手です。恐怖心を与えると信頼関係が壊れてしまいます。 - 怒鳴る・体罰をすること: 怒鳴ったり叩いたりしても猫の反省にはつながりません。
- ヒゲを切ること:
ヒゲは重要なセンサーのため、絶対に切ってはいけません。 - トイレ・食事・毛づくろいの邪魔をすること: 落ち着いて行動できなくなり、粗相や問題行動を引き起こすことがあります。
- 人間の食べ物を与えること: タマネギやチョコなどのNG食材はもちろん、塩分過多によって腎臓病を起こすことがあります。
- 放置しすぎる・過度にスキンシップをとること: 放置しすぎたり、逆にかまいすぎたりするのもストレスの原因になります。
- 強いにおいを嗅がせること: アロマオイルや香水には、猫にとって毒性のある成分が含まれていることもあります。
猫を元気に育てるためには環境づくりが重要
猫の「問題行動(粗相や家具へのいたずらなど)」の多くは環境によるストレスが原因です。
元気に、そして健康に長生きしてもらうためには、猫の年齢や身体能力に合わせた環境づくりが欠かせません。
上下運動ができるキャットウォークや、年齢を重ねても移動しやすいステップの配置など、猫が本能を満足させられる住まいを整えましょう。
猫が快適に過ごせると飼い主の負担も減り、お互いに心地良く暮らせます。
猫が喜ぶ環境づくりならペットライドにご相談ください
「猫のために家を整えたいけれど、具体的にはどうすればいい?」とお悩みなら、ペット共生リフォームのプロであるペットライドにお任せください。
猫が快適に過ごせるリフォームのご提案だけでなく、命を守る脱走防止対策、そして猫の習性を活かしたインテリアグッズの販売まで幅広くサポートしております。
猫のスキップ

壁に取り付けるタイプのステップ台「猫のスキップ」は、幅30cm・奥行き20cmとコンパクトな設計が特徴です。お部屋に圧迫感を与えず、猫ちゃんが大好きな上下運動のスペースを確保できます。
表面にはカーペット加工を施しているため、勢いよく飛び乗っても足を滑らせる心配がなく、安全に遊んでもらえる点も嬉しいポイントです。
猫のひみつ基地

「猫のひみつ基地」は、インテリアに合わせて選べる5色のカラーバリエーションが魅力の専用スペース。設置場所に合わせて出入り口の位置をカスタマイズできるため、お部屋のレイアウトを崩しません。
内部にトイレを設置することも可能で、人目を気にせず落ち着いて排泄したい猫ちゃんにとって最高のプライベート空間になります。
ねこの通りみちセット

運動不足を解消したいアクティブな猫ちゃんには、飼い主の頭上を悠々と歩ける「ねこの通りみち」がおすすめです。
「猫のスキップ」と同様に滑りにくいカーペット仕様になっており、高い場所でのお散歩も安心です。
カラーバリエーションは6種類から選ぶことができ、猫ちゃんの冒険心と安らぎを同時に叶えるインテリアです。
まとめ
猫を育てることは大きな責任を伴いますが、それ以上にかけがえのない喜びを与えてくれます。
大切なことは猫の習性を理解し、安心して暮らせる環境を整えてあげること。「何から始めればいいか分からない」という方は、ぜひペットライドまでご相談ください。
猫ちゃんと飼い主が笑顔で過ごせる、理想の住まいづくりをお手伝いいたします。


