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毛が抜けない犬とは?抜け毛が少ない犬種ランキングや一緒に暮らすための注意点を紹介

犬と一緒に暮らすとき、誰しもが少なからず気になるのが「抜け毛」ではないでしょうか。

毛の長さに関わらず、犬と暮らす以上は抜け毛対策が必要不可欠となります。

初めて犬をお迎えする場合、どのような対策を行うべきか迷ってしまう飼い主さんも多いでしょう。

今回は数ある犬種の中から、比較的毛の抜けにくい犬をランキング形式でご紹介します。

毛が抜けにくいことに関するメリットや注意点も併せて確認していきましょう。

 

 

毛が抜けにくい犬種ランキング

それではさっそく、近年ペットとして人気の犬種から、特に毛が抜けにくいことで有名なものをランキング形式でご紹介しましょう。

 

1位:トイプードル

毛が抜けない犬の中でも、ひときわ抜け毛が少ないことで有名なトイプードル。

短い毛がくるくるとカールしており、生えている毛に絡みやすいことから、抜け毛として落ちにくいといわれています。

季節に合わせて抜け落ちるアンダーコートがないため、一年を通して抜け毛の量が変わらないのもポイントです。

 

2位:ミニチュアシュナウザー

小さめの犬種の中でも毛質が硬く、毛根が太いため毛が抜けにくいミニチュアシュナウザー。

ボディの毛は短くカットするトリミングスタイルが人気であるため、より抜け毛が気になりにくいでしょう。

毛が抜けにくいとはいえ、定期的なブラッシングやコーミングが必要不可欠となるため、お手入れに十分な時間を割いてあげることが大切です。

 

3位:ビション・フリーゼ

ふわふわとした毛が可愛らしいビション・フリーゼも、比較的毛の抜けにくい犬種として知られています。

軽やかでふんわりとした毛並みを保つためには、定期的なブラッシングとコーミング、そしてスタイルを保つためのトリミングが必要不可欠といえるでしょう。

特に顔周りの毛は伸びすぎると視界不良となってしまうため、こまめにカットしてあげるのがおすすめです。

 

4位:ミニチュアピンシャー

他の犬種に比べて非常に毛が短く、抜け毛がほとんど気にならないミニチュアピンシャー。

ブラッシングの回数も多くなく、お手入れに手間がかかりにくいのが特徴です。

身体が汚れた際もお風呂に入りやすく、いつでも清潔な状態を保てるでしょう。

毛がない分暑さや寒さといった刺激を受けやすいため、室内の温度を調節したり、過ごしやすい時間帯に散歩をしたりといった工夫も必要です。

 

5位:シーズー

ふわふわとしていて抜け毛の多いイメージがあるシーズーですが、実はそれほど多くなく、毛が抜けない犬種の一つです。

換毛期のあるダブルコートであるため、ブラッシングやコーミングによるお手入れは必須。

毛が長くなるにつれて絡みやすくなるため、ほどけなくなる前にお手入れしてあげましょう。

 

6位:ヨークシャーテリア

シングルコートのヨークシャーテリアは、抜け毛が少なく毛の絡まりも見られにくいことから、お手入れのしやすい犬種として知られています。

もちろんブラッシングやコーミングは必要ですが、1週間に1回程度の間隔で良いため、飼い主さんの負担も軽減できます。

毛が乾きやすく汚れに強いため、お風呂に入れる際も安心です。

 

7位:マルチーズ

毛の成長速度が長く、顔周りを中心に定期的なトリミングが必要となるマルチーズ。

何だか毛もたくさん抜けそうなイメージがありますが、実は様々な犬種の中では比較的抜けにくい方であり、家の中を清潔に保てるのが特徴です。

ふわふわの毛は非常に細く絡まりやすいため、目が細かく柔らかいブラシを使ってお手入れをしてあげましょう。

 

9位:パピヨン

毛足の長い姿を想像しやすいパピヨンですが、実は抜け毛の量が少ないことでも有名です。

直毛で絡まりにくいためブラッシングがやりやすく、お手入れがしやすいのも人気のポイントといえるでしょう。

一定の長さまで伸びると毛の成長が止まるため、お手入れができない期間も伸び続けてしまうことはありません。

 

10位:ポーチュギーズウォータードッグ

くるくるとカールした短毛が可愛らしいタイプと、波打つような長毛がダイナミックなタイプと2種類に分かれるポーチュギーズウォータードッグ。

絡まりやすいため定期的なお手入れが必要不可欠である一方、抜け毛自体の数は少ないのが特徴です。

ツヤツヤとした美しい毛並みを保つためにも、ブラッシングやコーミングを丁寧に行い、毛の絡まりを防ぐことが大切です。

 

関連記事:犬を部屋で飼うためのコツ|注意点やポイントを紹介

 

 

犬の毛の生え方は2種類ある

犬の毛が抜けやすいかそうでないかを判断するためには、まずシングルコート・ダブルコートのどちらに当てはまるのかチェックすることが大切です。

そもそも犬の毛は、上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の2種類が存在します。

オーバーコートは季節によって生え変わるため、換毛期が来るとごっそりと抜け毛が出てしまいます。

アンダーコートは毛の成長周期によって抜け変わるのみであり、換毛期が来ても大量に抜けてしまうことはありません。

 

1.シングルコート

シングルコートの犬にはオーバーコートがないため、常時アンダーコートが見えている状態となります。

そのため私たち人間と同じようなサイクルで毛が抜け落ちるのみで、換毛期が来ても抜け毛が増える心配がありません。

「シングルコート=短毛種」というわけではなく、シングルコートであっても毛の絡まりやすい犬種がたくさんいるため、ダブルコート同様に適切なお手入れを行いましょう。

 

2.ダブルコート

ダブルコートの犬はアンダーコートの上をオーバーコートが覆っているため、換毛期になると一斉に抜け落ちるのが分かります。

一般的な犬の換毛期は春と秋であり、夏や冬に比べて何倍もの毛が抜け落ちるでしょう。

抜けかけた毛をそのままにしてしまうと、アンダーコートと絡まってしまったり、気温に対応しきれず体調を崩したりする原因となります。

 

 

毛が抜けにくい犬を飼うメリット

毛の抜けやすい犬に比べ、毛の抜けにくい犬にはどんなメリットがあるのでしょうか。

これから犬をお迎えする準備ができている方はもちろん、これまでお迎えしてきた犬がどれも毛の抜けやすい犬だったという方もぜひ最後までご覧ください。

 

掃除が楽

毛が抜けないということは、すなわち抜け毛の掃除をしなくても良いということです。

もちろん毛の抜けにくい犬でも全く抜け毛がないわけではないため、定期的な掃除は必要となります。

とはいえ毎日のようにカーペットを掃除したり、衣類についた毛をテープで取ったりするのは手間がかかるため、なるべく掃除が楽に終えられるよう工夫するのも良いでしょう。

既に毛の抜けやすい犬を飼っており、新たに迎える犬で抜け毛がさらに増えることを心配している方にもおすすめです。

 

犬アレルギーでも飼いやすい

犬アレルギーは様々な要因で症状が出てしまいますが、その中でも抜け毛によるダメージが大きな割合を占めているといわれています。

抜け毛の少ない犬を飼うことで、呼吸器症状を始めとするアレルギー反応が出にくく、飼い主側の負担を抑えられるでしょう。

もちろん、毛が抜けない犬とはいえ全くアレルギー反応が出ないわけではありません。

新たに迎える場合はもちろん、既に犬を飼っているにもかかわらずアレルギー反応が出てしまった場合は、速やかにかかりつけの医師へ相談することをおすすめします。

 

においが気になりにくい

抜け毛が少ない犬の場合、多い犬に比べて汚れが付きにくく、においが気にならない傾向にあります。

犬独特の動物臭が苦手な方や、頻繁に来客のある方、小さな子どもがいる家なども、できるだけ毛の抜けにくい犬を選んでお迎えするのがベターです。

また、犬の抜け毛には汚れが一緒についていることが多く、床に落ちた後もにおいを発してしまう可能性があります。

犬自体の身体を清潔に保っていても、床に落ちた毛が埃やゴミを巻き込んでしまえば、部屋全体が嫌なにおいに包まれてしまうでしょう。

におい対策は徹底してやり続けるのが難しいため、においの大元を絶つためにも、犬種を選ぶ段階から工夫してみるのがおすすめです。

 

インテリアが制限されない

毛が抜けやすい犬を飼っていると、ふとした拍子に引っかかって抜けてしまわないよう、家具やインテリア小物の種類に気を配る必要があります。

置物に毛がついてしまうことも多いため、部屋の飾りを最小限に抑え、シンプルな部屋になりやすいでしょう。

物を最小限に抑えたい方であれば良いですが、インテリアにこだわりたい場合は物足りなく感じる場合があります。

抜け毛の少ない犬の場合、こういったインテリアの制限が少なく、好きな空間に仕上げられるのがポイントです。

犬にとって安全性の高い家具であれば、デザインや形などを好きなように工夫できるでしょう。

 

関連記事:狭いリビングで犬のケージをおしゃれなレイアウトにするには?

 

 

毛の抜けにくい犬を飼う時の注意点

いくら毛の抜けにくい犬であっても、なんの準備もなく手軽に飼って良いわけではありません。

お迎えするにあたって、毎日注意しておくべきポイントをご紹介します。

 

毎日のブラッシング

ミニチュアピンシャーのように極端な短毛の犬種を除き、ほぼすべての犬が定期的なブラッシングを必要としています。

抜け毛の多い犬はアンダーコートとの絡まりを防ぐために行いますが、シングルコートの犬であっても抜けない毛同士が絡まり合う可能性は十分に考えられます。

週に1回程度の間隔でブラッシングを行い、美しい毛並みを保ちましょう。

ブラッシングは不要な毛を取り除くだけでなく、ゴミや埃・虫などを除去するためにも重要な作業です。

犬と飼い主のコミュニケーションとしても大切な時間となるため、毛の抜けやすさに関係なく丁寧に行うことが大切です。

 

適切なトリミング

ブラッシングで毛を清潔に保つのはもちろん、長すぎる毛をカットしてもらうことも大切です。

犬種によって間隔に違いはあるものの、プロによるトリミングで定期的に毛を整えてもらうと良いでしょう。

トリミングをせずに毛を伸ばしたままにしていると、視界を塞いで目が見えにくくなったり、肉球の間の毛が伸びて滑りやすくなったりといった危険が伴います。

特に顔周りは恐る恐るハサミを入れると危険なため、経験豊富なトリマーに依頼すると安心です。

 

 

毛が抜けにくい犬の抜け毛は病気の可能性も?

元々毛が抜けにくい犬種と紹介されていたにもかかわらず、その他の犬と同じレベルでごっそりと毛が抜ける場合、影には重大な病気が隠れている場合があります。

ある日を境に抜け毛が増えたと感じた場合は、これからご紹介する病気の数々を参考に、必要に応じてかかりつけ医を受診しましょう。

 

皮膚の病気

何らかの原因で皮膚が炎症を起こしてしまうと、肌のバリア機能が低下して毛が抜けてしまう場合があります。

皮膚の病気は様々な種類があるため一概には言えませんが、ハウスダストや花粉によるアレルギーや、ノミ・ダニによる皮膚炎、細菌による感染症などが主な病気といわれています。

これらは一部からあっという間に全身へと広がることも多いため、気づいた段階で医師に相談することが大切です。

 

ホルモンバランスの乱れ

犬も人間と同じようにホルモンが分泌されており、このバランスが崩れることで様々な不調を引き起こします。

ホルモンバランスの乱れによって起こる抜け毛は、身体の大部分に現れることが多く、左右対称であるケースも少なくありません。

避妊手術や妊娠・出産を経験した犬はもちろん、気温差の激しい季節の変わり目にも注意してあげましょう。

 

ストレス

私たち人間がストレスで様々な不調を訴えるように、犬もストレスを抱え、同じように不調を引き起こしてしまいます。

抜け毛も症状の一つであり、大きな音が聞こえる環境にいる場合や、身体の大きさに合っていないケージを使っている場合、普段食べているフードから変更したばかりのときなどは特に注意すると良いでしょう。

犬のストレス源も様々で断言はできないため、改めて生活環境を見直し、気になる点がないかチェックしてみるのが大切です。

 

関連記事:ペットを飼うのにクッションフロアは必要?選び方について解説

 

 

犬との快適な暮らしを提供するために

株式会社テイストでは、家族の一員として犬を迎えるため、快適な環境づくりのお手伝いをさせていただきます。

犬の抜け毛が気になる場合は、においがこもらないよう通気性の良い作りの部屋へ作り換えたり、掃除のしやすい床材へ変更したりといったリノベーションがおすすめです。

株式会社テイストの強みは、何といってもペット業界に携わってから長い年月が経っており、専門家の視点でご提案ができる点にあります。

具体的な悩みがありリノベーションプランをイメージできている方はもちろん、どのような内容にすべきか分からず迷っている方でも安心です。

まずはご相談から承っているため、ぜひお気軽にお申込みください。

 

 

まとめ

犬の中には毛が抜けやすい犬・抜けにくい犬がおり、それぞれ違った魅力があります。

毛が抜けにくいといっても日々のお手入れが重要であることは変わりないため、コミュニケーションの一貫としてブラッシングを取り入れると良いでしょう。

かかりつけのトリミングサロンを探し、定期的にケアしてあげることも大切です。

 

 

gd2md-html: xyzzy Tue Aug 20 2024

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